そんな悠長な事を言っている場合ではありません。
もう時間がないのであるソフトの配信は来年の1月末までだがWiiポイントの追加の終了日時が2018年3月27日(火)4:59で終了するのである。
もう絶対に買えなくなるゲームが今なら確実に買えるのである。今後10年20年とゲームの歴史を語る上で消して忘れられてはいけないゲームを1つの本体に集結させて保存する必要性があるのである。
Wiiショッピングチャンネルが終わるといってもVC自体はWiiuや3DSにも存在する(Wiiにしかないタイトルもある)事もあり実機ROMやアーカイブなども考えて本当の意味で遊べなくなるWiiウェアとVCACを中心とした話をしようと思う。
まずはどの本体にインストールするか?
- 今なら本体が安く手に入る(ハードオフなら300円から)
- 起動が早い
- 本体が小さい
- GCも起動出来る
- HDMI出力に対応(但しSD画質)
- ゲームパッドをモニター代わりにできる(遅延1f以下)
- Wiiuタイトルがまだオンラインで遊べる
- Wiiuゲームパッドがセンサーバー代わりになる
保存ストレージについて
それではまずはWiiウェアの紹介から
マッスル行進曲 823ポイント
プロテインを盗まれたマッチョがプロテイン泥棒を追いかけながら犯人がぶち抜いた人型に穴の開いた壁を同じポージングをしながら通過する体感ポージングアクションゲームこのゲーム元々は旗上げゲームのようなAC筐体ゲームだったのですが企画自体が蔵入りになり紆余曲折があってWiiウェアとして復活した作品です。元がACの体感ゲームという事でとても単純明快で直ぐに楽しくなれるゲームです。単なるネタゲーではないゲーム性の高い作品になっています。BGMがセンスが良くゲームミュージックとしても歴史的価値のあるタイトルです。
きみとぼくと立体。1000Wiiポイント
故飯野賢治氏の最後のCS向けタイトル、Dの食卓2を発表後ゲーム業界を離れそれから数年iPhoneが日本に上陸それに合わせてゲームクリエーター西健一氏とともにiOSアプリを開発していた飯野賢治氏がGET BACKの言葉とともに当時爆発的に売れていたWiiに帰ってきた記念すべきタイトル立体上に「ニンゲ」と呼ばれるキャラクターを乗せていくバランスゲームである
エネミー0やDの食卓、風のリグレットなどストーリーをあらゆる手法で表現していた飯野賢治氏がiOSアプリ開発で培った経験を活かしたアートとゲームが融合した作品である。ゲームの歴史を語る上で避けられない飯野賢治の終着点とも言えるゲームなのです。
珍道中!!ポールの大冒険 514ポイント
SEGAが間違いなく黒歴史にするであろうタイトル横スクロールのジャンプアクションゲームなのですが陣内智則の映像ネタのノリでトラップが発動、関西弁で実況が流れます。
言い逃れができないようにDLしときましょう。
ミスタードリラーワールド 823ポイント
2000年ごろにACで大ヒットした名作アクションパズルゲーム様々なパッケージ版が販売されているこのシリーズですがこのタイトルと翌日配信されたDSi ware版が実質的なシリーズ最終作品になります。やり込み要素も充実しているのでおススメです。
Art Styleシリーズ 5作品各617ポイント
開発はちびロボでおなじみの西健一氏率いるSKIP
公式サイトが分かりやすいので説明は省きます。公式サイト
個人的にはアート性と中毒性の高いORBITAL、レースゲームを究極まで記号化したLightstreamの2タイトルがお勧めですどちらもGBA版bit Generationsからのリメイクタイトルです。
コナミReBirthシリーズ3部作各1,028ポイント
開発はすべてM2、とりあえず3Dでリバイバルしましたって作品ではなく、職人集団M2による最高品質の2Dドット絵で丁寧に作られた新作をDLで配信するというシリーズ M2なので安心のクオリティどのタイトルも間違いなく新作であり本物の続編です。
【GRADIUS ReBirth】時系列的にはグラディウス2の2年前の設定のお話
【魂斗羅ReBirth】正真正銘の魂斗羅の新作です。
【ドラキュラ伝説 ReBirth】初代悪魔城ドラキュラをリメイクした作品
面白さはどれも保証します、丁寧に書き込まれたドット絵のおかげで古臭さは感じません
アーカイブ化も期待できないのでこの3作はDLしといて間違いありません。
ディシプリン*帝国の誕生 800ポイント
飯田和敏氏による怪作、舞台はディシプリンと呼ばれる模擬収容所その運用実験の被験者となった記憶を失った主人公がyouコンという奇妙な形の生きたリモコンを使い、奇妙な収容者の介護を行うアドベンチャーゲームです、心の壁を破壊して心を開いたとき語られるすべての彼らの人生を知ったときすべてが謎のディシプリン帝国の謎が解き明かされるのです。このゲームやってることは老人ホームのお年寄りの介護のような単純作業の繰り返しなのですが飯田和敏氏の圧倒的な世界観とテキストセンスでとてもメッセージ性の強い作品になっています。物語に直接は関係ないのですがこのゲームに出てくる情緒不安定な囚人は日本の歴史に残る凶悪犯罪者がモデルになっています。ただ物珍しさや話題性でそのようなキャラクターを出演させたのではなくこのゲームのテーマは犯罪者の孤独と葛藤をテーマにしているのだと私は思っています。よくゲーム感覚で犯罪を犯す若者が~のような論調でゲームがバッシングを受けますがそういった意見に真向にゲームで答えた作品はディシプリンしか私は知りません。きれいごと一切ないしのこの作品が幻の作品になってしまうのはとても残念です。開発者が断罪されるエンディングは必見です。
Wi-Fi8人バトル ボンバーマン 1028ポイント
オンラインはサービス終了してますがWiiリモコン横持ちに特化したシンプルな8人対戦できるボンバーマンですオフライン対戦は当然できます、接待用にボンバーマンが欲しいなと思ったら間違いなくこれがお勧めですVCにもボンバーマンはありますがSFCのボンバーマンは4人対戦PCエンジンのボンバーマンは5人対戦までしかできません。シングルモードに興味がなく対戦だけ仲間内でやりたい場合は間違いなくこの作品を買うのをお勧めします。ハドソンはコナミの子会社になり開発チームも解散コナミチームによるボンバーマンRがswitchに出ていますが純正ボンバーマン開発チームの最後に手掛けたボンバーマンはこの作品になります。
エイリアンクラッシュ・リターンズ 823ポイント
PCエンジンで発売されたエイリアンクラッシュの3Dリメイクタイトル限りなく映画Alienな造形だったのがなんかよくわからないクリーチャーになっているのが残念ですがピンボールゲームとしては手堅い作りになっています。
これが
これに
VCPCエンジンにエイリアンクラッシュと続編のデビルクラッシュの2作品があるのでそちらも並べておきたいですね。
あつい12ゲームフリフリパーティー! 515ポイント
リモコンを振るミニゲームが12本詰まったパーティーゲーム、サカツク、ニュールーマニアポロリ青春、大玉などの開発に携わった比屋根 幸治氏がゲーム開発事業とBARマネジメントを始めた頃の作品で酒を飲みながら頭使わずにみんなでブンブンWiiリモコン振れば楽しいってゲームです、Wiiリモコンだからできるゲームデザインなのでぜひ押さえておきたい作品です。
SPACE INVADERS GET EVEN
~逆襲のスペースインベーダー~
514ポイント(500ポイント×3の追加コンテンツ在り)
スペースインベーダーのスピンオフ作品、Wiiリモコンをヌンチャクを使ったポインティング操作でインベーダー軍団を操作してチキュウ人と戦うシューティングゲーム様々なリメイクやシリーズ展開をしているインベーダーゲームですがこの作品がもっとも個性的なゲームに仕上がってます。ダライアスシリーズからゲスト参戦してる機体も必見です。追加DLをしないとステージ1しか遊べなく(1-3までなので3エリア)DLCを3つ買うことで全7ステージ(21エリア)になるので2000円は妥当な価格だと思います。
- なぜこんな売り方をしているのかというとWiiウェアは40MB制限があり今作のような作りこんだ作品は配信ができなくなってしまうので分割販売というスタイルで販売を行うしかありませんでした。
1ステージしか遊べないって印象が悪く当時埋もれてしまっている作品ですがゲームとしては完全新規のWiiリモコンだから出来るゲームデザインでよく考えられた名作です。
ARKANOID Plus! 823ポイント
この作品もアルカノイドの現段階でシリーズ最終作になります、ステージは全部61ステージ追加DLCを購入することで122ステージまで増えます。対戦モード(CPU/対人)もあるので接待用にあってもいいかもしれません。DSで発売されたアルカノイドDSやインベーダーエクストリームからの流れの作品なのでBGMも聞きごたえがあります。
BUBBLE BOBBLE Wii 823ポイント
こちらもバブルボブルシリーズの最新作です(厳密には半年後に移植されたXboxLiveArcade)AC版を再現した200ステージと新ボスと4人同時プレイが可能になったアレンジマップが200ステージ楽しめます。4人同時プレイのバブルボブは貴重な作品です、追加DLCで新規ボス収録の100ステージもあるのでそちらも忘れずに購入しましょう。主人公の名前は泡はきドラゴン
PUZZLE BOBBLE Wii 823ポイント
こちらはバブルボブルではなく泡はきドラゴンが主人公のパズルゲームのパズルボブルこちらもCS向けでは最新作になってます(こちらもXboxLiveArcadeにも移植されてます。※オンライン対戦あり)ステージは135ステージDLCを購入することで270ステージまで増えます。対戦パズルゲームとしても名作です。
RAINBOW ISLANDS - TOWERING ADVENTURE! - 823ポイント
あまり認知されていないがバブルボブル、パズルボブルのストーリー上の続編にあたるのがこのレインボーアイランドです、上記2タイトルほどの知名度がないのは主人公のバビーとボビーが地味だからでしょうか?この作品もシリーズ最新作になります(こちらもXboxLiveArcadeにも移植されてます。)ストーリー、チャレンジ、タイムアタックの3モードがあります2人協力プレイも可能です。この作品のみ追加DLCはありません。
実は主人公のバビーとボビーはバブルボブルの泡はきドラゴンが人間に戻った姿ってのはあまり知られてないですよね、この作品だけ毛色が違うのですが3部作なのでまとめて並べたいですね。
エキサイトバイク ワールドレース 1028ポイント
FC版エキサイトバイクの雰囲気を残したまま3Dリメイクした作品オンライン機能は終了しているので対戦やエディットモードの交換などの要素はもう使えませんが、16ステージで行われる「エキサイトレースモード」FC版でもあった「コースエディターモード」(32ステージまで保存可能)だけでも十分に元が取れる内容になっています。オンライン対戦で手に入るポイントで手に入るユニークマシーンが今では手に入れる手段がない点が残念です。エキサイトバイクの3Dリメイクならニンテンドー64のエキサイトバイク64のほうがやれることも多く4人対戦にも対応しているので対戦したいのであればそちらを購入するのをお勧めします。
オーバーターン 800ポイント
バーチャロンライク(挙動はだいぶ違います)なロボットバトルゲームWiiリモコン+ヌンチャクさらにはバランスWiiボードにも対応し重心移動でロボットを操作できる意欲作です。分割画面で対戦も出来ますがストーリーモードをやりこんでパーツを集めないといけないのが若干の手間に感じるかもしれません。ソフト配信時開発スタッフがやりこみ要素フル装備のロボットを操作しオンラインで購入者相手に無双していた事で大人げないと話題になったゲームです。
ロボットデザインはPS初期に発売されたZEX-Dぽいデザインです
カタチのゲームまるぼうしかく 823ポイント
まる、ぼう、しかくというシンプル操作の3つのゲームが収録されていて単独で遊ぶことできるのですがこのゲームの本当の面白さは3人同時プレイでそれぞれが好きなゲームで遊ぶことが可能で違うゲームをやっているプレイヤーに妨害を行ったり協力をしたり出来る点にあります。良くできたピタゴラ装置のような連鎖反応がゲームを熱くさせます3人で遊ぶゲームなので1人でしか遊ぶ予定がないかな…と思ってる人も安心してください。このゲーム常に3人プレイの画面表示なのですが過去のプレイデータを記録していて過去の自分のプレイが遊んでいない画面に表示そのゲームの影響が今プレイしているあなたのゲームに反映されます。遊べば遊ぶほど連鎖反応は過激になっていきその連鎖がとても心地が良いものになっていきます、かなり実験色の強いゲームなのですがそれもそのはずですこのゲームの開発者はPSの名作実験ゲームパキネットの原案者が関わっているのです見た目のゆるさから完全に埋もれていますが間違いなく傑作ゲームなので購入を強く勧めます。
ルールが説明しにくいので詳しくは公式サイトを見てください。公式サイト
私がお勧めするWiiウェアは以上だが私自信が遊んでいないので掲載していないFFCCや盆栽バーバなど他にも名作はあるので時間の許す限り吟味して後悔しないように買えるだけ買いましょう。ネタ枠なら鹿をハンティングするだけの鹿狩りやフードファイトをモチーフにしたメジャーリーグ・イーティングなんかも抑えておくのもいいかもしれない。
ジャイアント白田や菅原初代、ホットドックコンテストの連続覇者の小林尊のファンなら押さえておきたい
バーチャルコンソールアーケード
欲を言うなら全部買えと言いたい所だけど、この記事では絶版になるベラボーマンなどではなくバーチャルコンソールアーケード移植の際にWiiリモコン操作やヌンチャク操作の付加価値をつけてる作品にのみ的を縛って紹介しようと思う。この4点の共通点は元は体感型の専用筐体で何度かアーカイブ化はされてはいるもののどれもコントローラー操作ばかりでWiiリモコンのような体感操作が可能なのはこのVCアーケード版だけだという点です。ユーザー以上に開発スタッフの情熱が凄い移植タイトルなので妥協のない操作方法の最適化が施されています。必ず全て買うことをお勧めします。
スペースハリアー(アーケード版)823ポイント
通常のコントローラー操作の他に
Wiiリモコンを地面に置いてヌンチャクだけを握りしめての操縦桿モードに対応AC操作を完全再現
スーパーハングオン 823ポイント
コントローラー、横持ち操作に加え
ヌンチャク操作、ハンドル操作に対応(Wiiハンドル対応)
専用筐体のような操作が可能に。
スターブレード 823ポイント
Wiiリモコンのポインター操作で敵を狙ってガンシューティングのように遊べます。
スターウォーズの宇宙戦闘をコンセプトにしたこのゲーム
20年前位まではボーリング場などによくあった専用筐体でした
プロジェクターで投影してリモコン操作をすれば迫力満点
ソルバウル 823ポイント
こちらもリモコンのポインタ操作に対応
一人称視点のゼビウスというコンセプトなので通常のゼビウスと遊び比べると色々と発見があります。
以上がWiiだからこそ可能だったという点に絞ったお勧めのタイトルです。
ここから先は私の個人的なお勧めのタイトルやDLの基準をどうするかについてダラダラと私なりに書いていきます。あくまでとりあえず何かを落としたいけど何を落とせばいいかわからない人向けの目安程度のものだと思ってください。
4人以上で対戦できるおすすめタイトル
4人あるいは5人で下準備なくサクッと対戦できるタイトルを紹介します。
NINTENDO64
- ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ※WiiVC限定タイトル
- スターフォックス64
- F-ZERO X
- マリオカート64
- マリオゴルフ64
- マリオテニス64
- マリオパーティー2
- 熱血高校ドッジボール部(格闘ドッチボール)
- いけいけ!熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘(殴れるホッケー)
- タントアール(SEGAのミニゲーム集)
- イチダントアール(↑の続編)
- コラムスIII 対決!コラムスワールド?(対戦コラムス)
- ぺぺんがペンゴ(ペンギンが氷を蹴りあう)
タントアールとイチダントアール対戦ミニゲーム集の先駆け
SFC
- スーパーファミコンウォーズ(じっくり遊べるシミュレーション)
- くにおくんのドッジボールだよ全員集合(バトルドッジボール)
PCエンジン
- ダンジョンエクスプローラー(見下ろしアクションアドベンチャー)
- ダンジョンエクスプローラー2(↑の続編CDROMになってボイスがついた)
- ボンバーマン94(カンガルーのルーイが使える)
- モトローダー(見下ろし型なんでもありの武装カーレース)
- パワースポーツ(ハドソン版ハイパーオリンピック)
- パワーリーグ4(野球)
- パニックボンバー(ボンバーマンの落ちものパズル)
- ファイヤープロレスリング3(パチモノレスラーが沢山)
ダンジョンエクスプローラー2は5人で同時に遊べるアクションロールプレイング5時間ほどでクリアできキャラを変えることで役割が一変するので何度でも楽しめる名作。だまされたと思って複数人で是非遊んでほしい。
モトローダーは見下ろし型のレースゲーム1レースごとに賞金を使い武装やカスタマイズを行いグランプリを競えるミサイルにオイル撒き様々な妨害が徹底的に友情を引き裂いていく。PCエンジン持ちでこのゲームを持っていない人はにわか扱いされる位PCエンジンユーザーを熱くさせた名作なのである。
アーケード
- ナックルヘッズ(4人対戦ができる格闘ゲーム)
- ニューマンアスレチックス(超人版ハイパーオリンピック※バカゲー)
ニューマンアスレチックスは完全にネタに振り切ったハイパーオリンピック。
おまけ
みんなのポケモン牧場 1028ポイント
ダイヤモンド、パール、プラチナに対応した1500匹まで預けることが可能なポケモンボックス兼ポケモンふれあいアプリ。250匹預けるとフィオネ1000匹預けるとミュウと交換することが可能になりセーブデータを消すことで何度でもミュウを量産できる唯一の方法です。