簡単なゲーム?の流れ。

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北見えりから電話がかかってくる

「はい」「いいえ」で答える

複数回それを繰り返す

メールに写真送ったからと一方的に切られる(気分が乗らないと撮影を中断する事もある)

メールを開くと写真とメッセージが届く

ギャラリーに追加される

以上がこのゲームの全てである。

1つのシチュエーションに複数枚の写真や動画があるので何度も電話をして総当たりでコンプリートを目指そう。
ざっくり言うと大人向けのリカちゃん電話アプリである、これをゲームと言っていいのかは疑問が残るが全編にわたりスクリーンショットが撮影不可なのでデジタル写真集というカテゴリーだと私は判断しスクリーンショットの掲載は控えたいと思う。

3DSには漫画ビューアプリや美人時計などの実用アプリが多数あるのでその路線として見るとフルボイスの電話の受け答えと200点近くのイメージ写真、特殊ムービーと北見えりファンなら満足するボリュームだと思う、ただしこのソフト価格は500円だが遊べるのは1分で終わるチュートリアルと2シチュエーションしか選択することはできない残りのシチュエーションは追加DLCがバラ売り300円とオールインワンパックが1000円全てのDLCを買う前提で1500円と考えると、この手のレイヤーのデジタル写真集の相場が分からないがまぁ妥当な値段なんだとは思う。

北見えりの顔がどうとか、コスチュームがどうとかはここでは触れないでおこうと思うが、純粋な音声収録のデジタルアルバムアプリとして評価すると全体表示ができない、写真のズームができない、写真の解像度が低いこれは本当に致命的な点だと思える。このアプリのもう一つのメインコンテンツのフルボイスでの疑似通話も全編をとしてテンションの低い台本調のおざなりな会話を延々と聞かされるはめになる、チュートリアルでなぜか北見えりがキレているのも意味が分からない。それが彼女の持ち味なのか?100歩譲ってスマホアプリで彼女のファンが買う分には問題ないだろうが任天堂switchというプラットフォームでゲームとして販売していてこのアプリの低品質さと露骨なアダルト表現、追加コンテンツの露骨な性描写とコピーライト、第一印象はコスプレAV のキャプチャー画面のそれである。

セクシーコスも彼女の持ち味であるラバーコスチュームも彼女は本当に好きでやっているというのはTwitterを見ると直ぐにわかるしとても魅力的な人なのは間違いないであろう。それを批判するつもは一切ないし仕事への熱意も本物なのだろうと思う。ラバーコスチュームというジャンルが誤解されやすいジャンルであるという事は彼女が一番分かっているとおもうのになぜこのような荒波を立てるようなやり方をしてしまったのかが私には理解できない。

アダルトチキンレース
任天堂のゲーム機でアダルトコンテンツを見る背徳感が売りになるというのは理解はできるシノビリフレのようなCSでのアダルト表現のチキンレースをやっている実例は既にあるがドラスが勘違いしているのはシノビリフレはゲームとして体裁は保っていたということだHD振動という技術的な挑戦をしている点も忘れてはいけない。

似たような例がなにかないかと考えたら、少年誌で見るエロスがまさにそれであり、シノビリフレは集英社的(ジャンプ)なラッキースケベや偽装性表現など漫画にエロスを組み込んでいるのに対して、真電愛は講談社的(マガジン)なレイヤー脱がせてグラビア掲載したり変化球なしの直エロ描写
のそれであり、シノビリフレはジョークエロゲーであり真電愛はただのポルノでしかないと私は感じる。



限られた開発費と納期で作ってるのは分かるがこれをゲームだと言い張るのであれば最低限のゲームとしての形は保ってほしい、某ゲームのソース使いまわしのピンボールを入れるでもいいし、普段はデジタルフォトフレーム型の時計として実用アプリとして機能させてランダムで電話が掛かってきて3コール以内にタッチしないと機嫌が悪くなるとかそういうネタに振り切った要素でもいいからゲームであってほしかった。どんな事でもゲームになるんだからそういう部分で勝負してもいいのではないでしょうか?

3分でやることのなくなったこのアプリにどうゲーム性を見出せばいいのか私には結局わからなかった、ダメなゲームを逆張りでネタにする文化があるのは分かるがこのアプリ(ゲームとは言いたくない)はその限度を超えている。

そして残されるのは北見えりのアイコンだけである。
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このアプリを消し忘れ、年末年始に家族や親せき恋人にうっかりswitchを触らせてお茶の間を凍り付かせる北見爆弾というゲームを今思いついた。